和歌山県組合(東根清一理事長)は令和3年9月27日、真言密教の聖地、高野山奥之院霊園の「和歌山県組合物故者慰霊碑・毛髪供養塔」にて、菩提寺である龍泉院の楠博州住職による法要をしめやかに執り行いました。
昭和44年、組合有志により「物故者慰霊碑・毛髪供養塔」が建立され、その後、組合に承継されて「奉賛会」としてスタートし、毎年の法要には常任理事が参加、三年に一度、組合員参加による「大祭」を行うようになりました。
当日は前日の雨も上がり、よく晴れ渡り、少しばかり、残暑を感じる朝でした。
本年度は、「大祭」の年でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で理事のみの参加となり、「大祭」は来年度以降に延期となりました。
供養塔には供物として鋏、櫛、ブラシ、ウイッグなど、また地元、伊都支部より菓子や果物が供えられ、楠博州住職の読経が響き渡る中、全員が順番にお焼香をし、お祈りを捧げました。
続いて、龍泉院に場所を移し、再び御住職による回向が始まり、奉賛会会長である東根理事長は祭文を捧げ、「新型コロナウイルス感染症により、多くの方々が犠牲になり、理容業界も大変な影響を受けました。ここに謹んで哀悼の意を表します。これからも地域社会に貢献し、魅力ある業界としていくため、営業支援、後継者育成に注力してまいります」と読み上げました。
再び東根理事長に続いて全員がお焼香と手を合わせ法要が終了しました。
なお、当日はテレビ和歌山の取材を受け、同日、夜のニュースとして放送されました。