年頭所感2025

和歌山県理容生活衛生同業組合

新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様にはつつがなく新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。平素は組合の事業運営にご協力いただき、御礼申し上げます。

理容業界を取り巻く環境は大きな転換期を迎えております。デジタル化の進展、多様化する消費者ニーズ、そして後継者育成など、私たちは様々な課題に直面しています。                 

昨今、「ヘアケア」や「メンズビューティー」への関心が一層高まっており、理容室には単なる「散髪」を超えた、総合的な美容サービスの提供が期待されています。
これまで培ってきた確かな技術と真心のこもったサービスを基盤としつつ、時代の変化に柔軟に対応し、さらなる発展を目指していただきたいと存じます。

連合会が推進している「儲かる業づくり」では教育部が主体となり、各支部を回り講師を派遣して臨店講習で勉強していただく事業の開催も実施しているところであります。
また、お客様のデジタルニーズに対応する新しいプロジェクトも進めています。具体的には、全理連が準備を進めてきた「ヘアサロン検索サイト」です。各県の理容組合でもこの検索サイトの構築に取り組んでいるところですが、サイトの情報を充実させることで検索エンジンでの表示順位が上がり、より多くのお客様にサロンを見つけていただけるようになります。

全国的な高齢化と組合員減少により、組合運営は厳しい状況にありますが、執行部一同、効率的な運営を心がけます。組合員の皆様の生活を守り、業界の発展を支えるため、理容感謝祭や理容まつりなどのイベントを積極的に実施してまいりますので、引き続き、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、組合運営に皆様のご意見を反映させていただきたく、ぜひお声をお聞かせください。

最後に近年、全国的に大地震や大水害の災害が増えており、和歌山県でもいつ災害が起こるかわかりません。水害や南海地震に備え十分な備えに心掛けをお願いします。
皆様のご健勝と、お店の益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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