年頭所感2021年

柔軟な対応ができる組合へ

和歌山県理容生活衛生同業組合

理事長  東根清一
東根理事長

新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆さまには、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により自粛生活を余儀なくされ、東京オリンピック・パラリンピックは延期となり、70年を超える歴史と伝統を誇る全国理容競技大会も中止となりました。
この新型コロナウイルス感染症との戦いは本年も続くものと思われますが、新しい生活様式を取り入れ「感染しない・感染させない」を合言葉にアルコール消毒やマスクの着用はもちろんのこと、業界のガイドラインを順守し、乗り切りたいものです。

本年も和歌山県組合では「自主規制の緩和」「組合加入促進」「福祉理容の拡充」を3本の柱として諸事業に取り組み、組合は組合員のための組織であることを念頭に置いて、その時代に即した行政改革を進めてまいります。

組合組織の維持存続を図るために、古い固定観念にとらわれることなく、営業時間・定休日(連休)・物品供与の規制等については地域性を重んじ、働き方改革も取り入れながら柔軟な対応ができる組合への変革をめざして「組合の自己改革(絆)」の作成に取り組んでおります。

私たち理容店は地域に密着した業種であり、衛生意識の向上と共に地域社会生活の安定に寄与することが組合理念の一つにも掲げられていますが、地域社会との共存共栄に努めながら、柔軟な組合運営に力を注いでまいりますので、皆さま方には一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

9月には、OMC(世界理容美容機構)主催の「世界理容美容技術選手権大会」が横浜で開催されるのに併せて、第73回全国理容競技大会も開催される予定です。

本年は、明るい話題にあふれ、皆さまにとって健康で活力と希望あふれる一年となりますよう祈念申しあげ、年頭のご挨拶といたします。

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