田中部長(左)に目録を手渡す東根理事長
和歌山県理容生活衛生同業組合(東根清一理事長)は、新型コロナウイルス感染症対策に携わる医療従事者支援のためのマスク五千枚を県に寄贈し、令和2年6月1日(月)に和歌山県庁本館3階の特別会議室で寄贈式が行われました。
東根理事長は「感染で亡くなられた方々やご家族にお悔やみを、罹患された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、計り知れないくらい大変な思いをされている医療従事者のみなさんに敬意と感謝を表します。
当初は理容業が休業対象業種に入るのではと不安になリました。しかし、我々が理容業を学ぶうえで一番に学ぶのが公衆衛生学であり、感染症対策には重々対処しうる事業として、そして生活必需施設と判断され、休業要請の対象から外れました。
我々理容組合は理容業を通じ地域社会に貢献することが生業であり、今回このような形で医療従事者の方々に感謝の気持ちとして貢献させていただければ有難いです。まだまだ大変でしょうが、ご自分の健康も守りつつ頑張って頂けたらと思う気持ちで一杯です」と挨拶しました。
田中一寿環境生活部長は「皆様の業界自体が衛生に気を付けられ、お客様も来店されにくい状況下にあると思います。そのような折に、たくさんのマスク寄贈を感謝します。医療従事者のマスクは未だ足りておらず安心して働けない厳しい状況が続いており、第二波の不安も抱えております。医療従事者が安全に安心して働けるように届けます」と話しました。