年頭所感2023年

生活衛生の向上と理容組合の発展を

和歌山県理容生活衛生同業組合

理事長  東根清一
東根理事長

あけましておめでとうございます。新しい年を迎えられ組合員の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症が発生して3年、いまだに次々と新たな変種株が生まれ、なかなか収束に至らない状況ですが、連合会では昨年10月に令和4年度生活衛生関係営業業績回復事業として理容サロンへ行こう『GO TO バーバー』キャンペーンを行い、同時に県組合においても「謝恩GoToキャンペーン日頃の感謝を込めて!!」を開催いたしました。

また、組合員向けに白浜温泉宿泊券15組が当たる理容感謝祭を実施し、当選された方からの大変嬉しいお声もいただきました。本年も引き続き感謝祭を実施し、皆様に喜んでいただけるよう諸事業の推進に取り組んでまいります。

近年、日本各地で多発している地震だけでなく、線状降水帯の発生や相次ぐ台風の影響による自然災害が多発しています。和歌山県組合では全国に先駆けて災害部を設置し、様々な災害に迅速に対応できるように備えているところです。また、正確な情報の共有や意思決定を円滑化するため、デジタル技術を活用した新しいコミュニケーションの在り方も模索しています。

組合員の高齢化が進み、後継者問題については大変苦慮しておりますが、理容美容学校について私が所属する全国理容総合研究所(略称:理容総研)では、実情に見合った理美容資格制度の構築を検討中であります。理美容学校入学後の一年目は理容美容とも同じ授業を行い、二年目に理か美を選択できるような制度の導入を考えており、そのためには近々に理容師・美容師免許の一元化にすることが求められています。

私事ですが、令和4年秋の叙勲に際し、はからずも旭日双光章の栄に浴しました。ひとえに皆様の日頃からのご支援のお陰と心より感謝申し上げます。これからもこの栄誉に恥じぬよう生活衛生の向上と理容組合の発展に尽力してまいりますので組合員皆様には変わらずご支援ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

最後に皆様方のご健康とご繁栄をお祈りし、執行部一同組合のために働くことをお誓い申しあげ、年頭の挨拶といたします。

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