2022年秋の叙勲受章者が発表され、和歌山県理容生活衛生同業組合の東根清一理事長が旭日双光章を受章しました。
様々な分野で功績のあった人に送られる今年の秋の叙勲の受章者が発表され、県内では36人が受章しました。
このうち様々な分野で顕著な功績があった人に送られる旭日章の受賞者は11人で、いずれも旭日双光章を受賞しました。
また公共の仕事に長年従事し功績があった人に送られる瑞宝章の受賞者は25人で、このうち瑞宝小綬章が4人、瑞宝双光章が8人、瑞宝単光章が13人となっています。
このうち旭日双光章を受賞する東根清一さんは和歌山市で理容室を経営し、これまで60年にわたって理容師として消費者に高いサービスを提供してきました。
県理容生活衛生同業組合の活動にも力を入れ、平成30年から理事長を務めているほか、若手の技術研修に力を入れたり、教育機関と連携してインターンシップの受け入れも行ったりするなど、後進の育成に尽力しました。
また、平成15年からは介護老人福祉施設に理容師が出向くサービスをはじめ、訪問時に必要な介護の知識や技術を、理容師が習得するための研修会を全国に先駆けて開催するなど、業界の発展に貢献してきました。
地域社会に貢献しようというのは理容組合の理念でもありますので、とにかくそれを常に頭に置いて頑張ってきました。
後継者育成事業、また魅力ある理容業というのを目指してやっております。これからも一層精進して、組合の存続のために一生懸命頑張っていきたいなと思っております。
叙勲の伝達式は今月17日に県庁で行われました。