年頭所感 New Year's impression

平成29年(2017年)

未来に向けて新しい一歩を

中谷進

和歌山県理容生活衛生同業組合

理事長 中谷 進

 

明けましておめでとうございます。
組合員の皆さまには、ご健勝で新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。
昨年は、大地震発生、阿蘇山の噴火、度重なる台風の日本上陸など自然災害の猛威にさらされ、また、テロや無差別殺人等により、多くの方が犠牲となる凄惨な事件もありました。

 

一方、マーリンズのイチロー選手がメジャー通算3,000本安打を達成し、リオオリンピックでは日本のメダル数は史上最高の41個を記録。また、大隅良典氏がノーベル生理学・医学賞を受賞し、日本人研究者が3年連続受賞という偉業が成し遂げられました。

 

我が国では高齢化社会がますます進み、我われ理容師も高齢化の一途を辿る今、新たな年もあらゆる面での厳しさを増す年となりそうですが、ゆっくりとは言え和歌山にも景気回復の波は確実に寄せてくるのは間違いなく、理容業の活性化をめざして、和歌山県組合では本年も連合会が推進する3つの基本理念「法令順守・社会参加」「理容師後継者育成」「営業支援」に沿って各種事業を推進してまいります。

 

本年は特に福祉理容の推進に注力し、「訪問理容サービスの介護保険制度給付対象への追加」に向けて厚生労働省等へ働きかけ、介護保険利用者の経済的負担の軽減を目指します。規制緩和も進む中、利用者の利便を図り、全国理美容NPO法人を活用して事業を進化させていくことで“社会と共に歩む理容組合”の構築に繋がっていくと考えます。

 

また、生衛3組合(理容・美容・クリーニング)の連携事業『ほっと訪問サービス事業』も継続実施し、組合員店ならではの安心・安全なサービスの提供に努め、一般社会に浸透しつつある理容ボランティア活動等と併せ、地域に寄与する社会貢献事業の一つとして取り組んでまいります。

 

10月には第69回全国理容競技大会が当地和歌山で開催されますが、心・技ともに磨き抜かれた選手を派遣できるよう組合を挙げて選手の強化育成に努めてきた成果が試されるときであり、真剣に取り組む若い選手の姿をより多くの一般の方々に見ていただくことが理容師をめざす契機となることを期待します。
新しい年も我われ理容業界にとっては未だ予断を許さない状況にありますが、このような時にこそ、緊急に対処すべき事項、継続的に行わなければならない事項を見極めながら、長期的な視点で未来に向けた布石を打ち、今後の発展に繋がる取り組みをしていくべきであると考えます。

 

これらの取組みを通して、組合員の皆さまとともに理容業界のさらなる発展に貢献してまいる所存でございますので、なお一層のご支援ご協力をお願い申しあげます。

 

皆さまにとって健康で活力と希望溢れる一年となりますようお祈り申しあげ、年頭のご挨拶といたします。